領内の沙汰に時間を取られた小山田信有が、駒橋館の下男に馬の手綱を預けた時、
日輪はすでに西の山の峰へとかかっていた。
この界隈では供も連れずに馬を走らせる領主の姿がしばしばと見かけられ、志賀城で討たれた笠原清繁の正室が、
この館に囲われていることを、今では知らぬ者はない。
小山田は、己の領地を覆う美しい空を一瞥した後、足早に館の奥を目指した。


笠原の未亡人──美瑠は縁側へ出て、富士の峰に薄くかかる雲が、ほのかな茜色に染まり始めたのを眺めていたが、
館の主の足音を聞くと、つと表情を固くして部屋の奥へ身を隠した。
彼女が望まなくても、館の主が側室の部屋に入るのを止めるものはこの館にはいない。
ほどなく現れた小山田は、室内に彼女の姿を認めて、その顔に笑みを浮かべた。
「久しいの。変わりないか」
武田家の重臣の誰かがそれを見れば、この男がこんな優しげな顔を作ることができるのかと、さぞや驚いただろう。
美瑠はちらりと小山田の顔を見たきり、挨拶をしようともしなかった。
だいたい、久しいというほど、前の訪問から時を経てはいない。

酔狂な男だと美瑠は思った。
いったいこの男は何を求めて、かくも頻繁にここにやって来るのか。
彼は己が誓ったとおり、彼女の身を今すぐどうこうする気はないようだ。
身を硬くしている美瑠をしばし優しいまなざしで眺め、ぽつりぽつりと他愛もない話をしては、名残惜しげに去っていく。

陣中にあっては刺々しい物言いをする尊大な男だと思っていたが、ここでの彼は人が変わったように穏やかだ。
己の領地で心が和むものなのかもしれない。

この武田の属将を憎む心に変わりはないが、ただ一人の男と限って見れば、そう厭わしいものとは思えぬ。
そう、彼の訪れが厭わしいのではないのだ。果たさなければならない勤めを日延べし続けている煮え切らぬ己の心が、
ただただ情けなく、呪わしいのだ。

さっき先触れが男の訪れを告げたときに、今日こそは、と思ったが、こうして無防備な顔を見ると、やはり、できそうにない。
美瑠は、さっきまで見ていた空を、今度は部屋の窓ごしに眺めた。


美瑠の対面に腰を下ろし、小山田は葛藤する美瑠を眺めていた。
(美しい横顔だ。幾度見ても飽くことがない)

彼女が心を許すまで、まだまだ待たねばならぬことは十分に覚悟している。
あまり頻繁に訪れて邪心を疑われるのは本意ではないが、この女とひとところにいるのは、ひどく心地がいい。
郡内領主たる重責も、武田の下風に立つことの屈辱も、鬱積も、なにもかもどうでもよい、そんな軽い心持ちになる。

美瑠の額から鼻筋、唇、頬を一巡した小山田の視線は、彼女の長いまつげの先から、同じ窓の外へと向かった。

──日が、落ちる。
もうそろそろこの部屋を出なければならない。
彼女に手をつけないという意思は固いが、夜に二人きりになって、自制を保つ自信はない。
名残惜しげに小山田はつぶやいた。
「明朝、用あって甲斐府中へ発つ。よって、しばらくはここに参ることができぬ」
その言葉が美瑠には決定的な最後通牒だったことに、彼は気づかない。。
そして、彼は、彼女の手がその腹へと伸び、すぐに膝元へと戻されたのも見なかった。

美瑠の胎内には、亡き夫笠原清繁の子が宿っている。

この腹の子を生かすためには、この男の子として産み育てるしかない。
(幾度も機会はあったものを、無駄に日を送りすぎた……。もはやこの機を、逃すわけには参らぬ)

美瑠に視線を戻した小山田は、悲痛な決意の宿るその顔を見て、気遣わしげに眉を寄せた。
「顔色が優れぬようだが……そなた、どこぞ具合でも悪いのではないか?」

しばし間を置いて、いまや完全に心を決めた美瑠が答えた。
「顔色が優れぬとしたら……それはあなた様が、しばらく会えぬとおっしゃったからです」
美瑠は自分の口から紡ぎ出された言葉を、脳の片端で他人のもののように聞いた。
甘くねっとり媚びた声、とても己の声とは思えない。

小山田は、一瞬彼女の言葉が意味するところがわからなかった。
「あなた様にお会いできぬのは……さびしゅうございます」
小山田はそれでも、目を見張ったまま何も言おうとしない。
美瑠は男ににじりより、彼が胡坐の上に置いている手に、己の震える手を置いた。

男の手もまた、細かく震えている。

小山田は凍ったように動けなかった。口が渇いて何も言えない。
迫る美瑠の瞳に魅入られたように、視線を動かすこともできない。

すでに日輪は山際に消えかかり、室内は赤黒く染まっていた。
その赤い部屋の中で、すがりつくような瞳で、美瑠がこちらを見上げている。
そう、燃える志賀城での邂逅と同じように。
もの言いたげな美瑠の唇がゆっくりと動いた。
「殿……」
頭蓋の中で脳が震えたような、強烈な眩暈の後、小山田は我を忘れた。

男の熱い息が美瑠にかかった。
抱きしめる腕が苦しい。
男の肩越しに見る残照は、彼女にもまた、燃える志賀城を思い出させた。
遠くに聞こえる烏の声に不吉の念を煽られながら、美瑠は機械的に男の背に腕を回し、観念したようにその瞳を閉じた。





彼女が妊娠の兆候に気がついた時、志賀城中は地獄絵の様相を呈していた。
頼みにしていた上州からの援軍は小田井原にて敗れ、残虐な武田は討ち取った膨大な首をこの城の周りに並べてみせた。
死肉をついばみに来る烏や獣の声が昼夜を問わず響き渡り、どのように固く戸を閉ざしてもむせかえる腐臭から逃れることはできなかった。
水も兵糧も尽き果て、城中にあるどの顔も憔悴し、死相が浮いている。

あまりの運命の皮肉さに、美瑠は一人で嘆き、子の事を夫はおろか誰にも告げなかった。
夫婦してあれほど待ちかねた懐妊も、今となっては無念の種を増やすだけだ。
(嫁してより、ひたすら望み続けて授からなかったものを、笠原の家が滅びようとしている今になって……)
初めから授からなかったと諦めるほかはない、そう思いつつも、美瑠は一人になるとつい腹に手をやり、腹の子にあれこれと語りかけずにはいられなかった。

が、容赦なく落城の日が訪れた。
いよいよ最期という時も、美瑠は自然に腹へ手を伸ばしていた。
(母と共に、御仏のもとへ参ろう)
が、懐剣の鞘を払い、炎を照り返す刃を己の喉元に当てたそのとき、
これまでにない強烈な吐き気が美瑠の身を襲った。

それは胎の子の生きたいという悲鳴のように、美瑠には思えた。
懐剣は手から滑り落ちてどこかに見えなくなっていたが、美瑠はもうそれを探さなかった。
黒い目には強い意志の光がある。
二つに身を折ってしばし喘いだあと、美瑠はよろよろと立ち上がり、出口へと向かった。
すでに居室は炎に包まれていた。
逆巻く炎の中を這うようにして逃れると、行方を遮っていた戸が熱風で倒れ、彼女の前に道が開かれた。
そして炎の先にたたずむ黒い人影があった。
力を振り絞ってその足元に這いより、助けを求めて顔を上げると、鋭い目をした男がこちらを凝視していた。

その男が今、自分の唇を貪っている。
己から仕掛けたことだ。それに、男の舌は、唇は、こんなにも生々しい。

残照が、山の縁にわずかな紫色を残すだけになった頃、小山田はようやく美瑠の唇を放した。
この愛おしい女を、野合のように慌ただしく抱いてはいけないと、切れかかった理性の糸が彼に告げている。
小山田は未練がましく美瑠の髪を直しながら、感情を押し殺した振り絞った低い声で、
「今宵はそなたのもとで休む」
と言った。
美瑠は一膝後ろに下がると三つ指をつき、今宵からこの身の主となる敵将に、ゆっくりと平伏した。

ことにふさわしい刻限になるのが、どれほど待ち遠しかったことか。
臥所のなかでようやく美瑠を抱いた小山田は、どんな少しの間でも、もはやこの体を離したくはないと思った。
そう、それが衣を脱ぐためだったとしてもだ。
彼の衣のあわせ目はすでに激しく乱れて、むき出しになった己の胸で美瑠の豊かな乳房が潰れている。
この上なくよい眺めだ。


抱きしめられた美瑠は、小山田の肌がこんなにも熱いのを意外に思った。
男がいつも涼しげな顔をしていたせいかもしれない。
しかし今、美瑠を膝の上に抱き上げている男の顔からは、一切の冷静さは消えている。

焦れた小山田の手が、美瑠の腕を片方ずつ夜着から抜き取る。
白い衣は今では彼女の腰の周りにかろうじてひっかかっているにすぎない。
男の素肌に触れる場所が多くなるにつれて、美瑠の体温も上がっていった。
膝の上に抱き上げられて、湿った腿と腿が絡んだ。
美瑠の乳房が彼の鼻先でふるりと揺れるのを見て、小山田はたまらずにその間に顔を埋める。
頬を額を、そこら中に擦り付けて美瑠の乳房の感触を味わう。
その度に小山田の柔らかい口髭があちこちをくすぐって、美瑠は危うい気分になった。

ふと、そうすると亡き夫が悦んだことを思い出し、美瑠は己の乳房を持ち上げ、男の顔を柔らかく挟んだ。
男の愉悦の声が体の芯に響いて、不思議に心地いい。
「……っ」
汗で体が滑って、美瑠の足の付け根が男の怒張した男根にこすれた。美瑠の乳房の間で、小山田の獣じみた目の光が強くなる。
早く奥を抉りたい。
美瑠の腰を抱く手につい力がこもった。
(待て、元服したての若造ではあるまい……)

──違う。女の味を覚えたての少年の頃でも、こんなに飢えた気分にはなったことはない。

切羽つまっている自分を小山田の理性が必死でなだめる。
どうにかこうにか美瑠を褥に横たえて、荒い息を整えた。

横たわっても球の形が崩れないたっぷりとした乳房が目を惹くが、くびれた腰も、なだらかな線を描く下腹も、
またそこから連なる太股も、この上なく美しく、触り心地もよい。
改めて美瑠の腰紐を引き抜き、女の体の美しさに満足した。
燃える城から拾い上げた彼の宝だ。
もっと細かい場所まで検分しようとよじり合わされた足を何度も開こうとしたが、美瑠はそのたび恥じらって閉じてしまう。
なんともかわいい仕種だが、小山田は何度目かに力ずくでそれをこじ開け、さらに奥へ唇を近づけた。
舌が触れた瞬間、美瑠の体に強く力が入るのがわかった。
「いや……いや!」
これまで抗う様子のなかった美瑠だったが、初めて甲高い声をあげて身をよじった
強いて、はかない花に触れるように注意深く美瑠を扱っていた小山田だったが、そんな風に拒まれると、
たとえ美しい花びらを散らしてでも、奥にある蜜を啜りたくなってしまう。
彼女を押さえつける手の、力を増した。

小山田が顔を埋めているその奥には、まだ人の形も為していない小さな命がある。
それは見だけでわかるはずはないが、美瑠の頭の中で、危険を知らせる鐘が鳴り止まなかった。

しかし、舐められると身がすくみ、指でかき回されると、赤子が男の手で惨たらしく掻き出されてしまいそうな心地がして、
されど、今宵、己はこの男を篭絡しなければいけないのだ。機嫌を損ねるようなことは避けねばならぬ。

男はいまだ、そこを弄ぶことに没頭し、離す気配を見せない。
男を知らぬ体ではない、触れられれば感じてしまう。だが、それは赤子の命を脅かす危険なもののように美瑠には思えた
。 美瑠は、別の方法で、男の気を逸らすことを試みた。

上半身を起こし、腕を伸ばして小山田の耳にそっと指を入れる。
それが気持ちよかったのか、彼女の股間にぴったりと密着していた顎が浮いた。
すかさず指を入れて、頬を撫でながら男の顔を持ち上げる。
美瑠は自分の体液にまみれた男の口のまわりに舌を這わせた。
大きく口を開き、出来うる限り舌を伸ばし、美瑠は男の閉じたまぶたから頬まで、丹念に舐め上げる。
それをしながら、鍛え上げられた胸の小さな乳首を探ると、男はそこが敏感なようで、目を閉じて熱い息を吐いた。


美瑠の愛撫が気持ちよいことに加えて、慎ましやかに見えたこの女のあまりに淫蕩な仕種に気おされ、
小山田はされるがままになっている。
快楽に耐えて眉根を寄せた男の顔を、美瑠は少し冷めた目で見下ろした。

こうして、亡き夫が教えた手管で男を翻弄してしていると、この屋敷に来た日に男が言ったことが思い出されてならない。
「そなたは、誰かが夫を打ち負かし、城からそなたを連れ出すことを待ち望んでおったのじゃ」
聞いたときには愚かな、と思ったが、今にして思えば、それはあながち的外れではなかったかもしれない。

海ノ口城の戦いで両親を失った美瑠は、相木市兵衛によって城から助けられた後、父方の大井一族に引き取られた。
養父もその妻なる養母も、憐れな境遇の彼女を慈しみ、美瑠も心から養父母に仕えたが、
彼女がそろそろ年頃になろうかという頃、その良好な関係はにわかに壊れた。
美瑠に養父の手がついたのである。
それはすぐに養母の知るところとなり、美瑠は慌しく笠原清繁の元へと片づけられた。
歳の離れた夫は、誰から聞いたのか、養家で彼女の身に起こったことを知っていた。
すべてそのせいだとは言わないが、夫とは最後まで心が通い合わなかった。

彼女の心を軽んじた夫であったが、彼女の体を愛することには至極熱心であった。
彼から叩き込まれた性技が、いまここで思わぬ役に立っている。
美瑠は、夫が彼女に教えた通りに小山田の体に舌を這わせ続けた。

舌は顔から胸、下腹へと滑り、小山田が気がついたときには、二人の体勢は完全に入れ替わっていた。

そして、美瑠はこの場の主導権をいまや揺ぎ無く掌握している。
小山田の下肢にたどり着いたその舌の動きは、さらにきわどいものになっていった。
痛々しいほど筋を立てて反りくり返っている性器なだめるようにねぶると、小山田の喉が鳴った、そして、美瑠はそれを聞き逃さない。
彼が好む場所を彼が好むように、丹念に弄ぶ。
卑猥な水音が規則正しく閨に響いた。

彼女の口から滴る唾液が、いつしか彼の尻へ伝わって肛門を濡らすと、美瑠の細い指もそれを追って動いた。
今まで抱いた女で、そんなことをする者はいなかった。そこを弄られることがこのように心地よいとは、知らなかった。
「う……」
頃合を見計らって、美瑠は己の唾液でたっぷり濡れた彼の男根を、柔らかい乳房で挟んだ。
美瑠はそれをひどく愛おしいもののように扱った。ときおり唇から唾液を垂らして潤いを補いながらやさしく捏ね上げる。
温かくて、柔らかくて……浅ましいと思っても払いのけることができない。

──あの男が、美瑠にこのような娼妓の如き技を仕込んだのか。
快楽に赤く染まる小山田の瞼の裏に、恨めしそうな笠原清繁の首が浮かび上がる。
死者をもう一度殺せるものならば、己自身の太刀で膾の如く切り刻んでやりたい。
彼女の愛撫が心地よければよいほどに、小山田の心中にドロドロした感情は次第に強くなっていった。


小山田は、己の股間に顔を埋めている女の顔を見た。
眉根を寄せ、美瑠はひたむきに舌と指を動かしている。彼を悦ばせ、その心身を己に繋ぎとめようと、懸命になっている。

いじらしい──。
場違いともいえる感慨を、小山田は抱いた。
美瑠の肩に置いた手が白い肌にめりこむ。やがて小山田の股のあたりの筋肉が引きつって、
そろそろ限界を迎えようとしたとき、美瑠は速やかに動きを止めた。

(ここで子種を吐かせては、元も子もない)

女の体が蛇のように己の上を滑るのを小山田は感じた。
美瑠が己の上に跨ろうとしている。
張り詰めた先端が、女の狭い入口を裂いたとき、小山田は身を起こした。
女の前では温厚な男を装いながら、実はこの女にしたくてたまらなかったことを、小山田はようやく自身に許した。
美瑠の肩を褥に押し付け、一思いに奥まで突き上げると、女の表情がゆがんだ。
痛いのだろうか、苦しいのだろうか。でも、もう止まらない。
「美瑠……」
押し入った時には、まだ硬さを残していた美瑠の肉は、小山田に突き上げられるごとに甘くほぐれていった。
美瑠の腰が勝手にうねる。唇が淫蕩な声を吐きだす。強烈快楽に、男に抱かれている真の目的が、遠のいていく。
救いを求めて伸ばした指は、男の指に封じ込められた。双方がこめる力で、指が強く強く絡み合う。
「殿、との……」
女が漏らしたその名に、小山田の神経が逆立った。
(それは儂のことか?死んだ男のことではないのか?)
疑惑にいらだって、より深く女の奥を突き上げると、女は、それをさもうれしそうに男を締め付けた。
「ああ……」
切羽つまった声が双方の唇から漏れる。
体の奥深く、子を宿している所が、危険なまでに収縮するのを美瑠は感じた。
でも、もう歯止めが効かない。彼女を蹂躙する男の熱い肉に心地よい場所を何度も何度も蹂躙され、
美瑠は昇りつめた。それに引きずられるように小山田も果てた。

汗ばんだ胸の下にある女の体は、蕩けたように力が抜けていたが、秘所だけはまだ、痙攣を止めていない。
それは、彼が吐いた精をたとえ一滴も逃すまいとしているようだった。
しかし、彼女の穴を塞いでいた小山田の男根は満足しきってやがて力を失い、
そこから零れ落ちたものが、女の股に白濁した筋がを作った。
それは小山田の体も生暖かく濡らし、やがて冷えたが、それでも彼は美瑠の体を離さなかった。

暴れ狂う欲望の奔流が過ぎ去り、洗いざらしの心に残ったのは、女へのせつないばかりの愛しさだけである。
「みる……美瑠……」
こんな風に優しく名を呼ばれることは、海ノ口城で両親を失ってから、久しくなかったと、美瑠は思った。
そして、少女の頃に戻ったように、美瑠の心は頼りなく震え、子のために利用しようとしている愚かな男の体を、
震える己の心ごと、しっかりと抱きしめた。

絡み合っている相手の男もまた、少年のように安らかな顔をしている。

美瑠はほどなく眠りに落ちた。久方ぶりに、恐ろしい夢も見ず、ただただ深く眠った。

再び陽が昇るまで、二人はそのまま、互いを抱きしめたままだった。


おわり

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